大学3年のS.Hです。理系の人間なので大学院入試のためにコツコツ勉強を進めています。趣味は読書で、時間があるときにダンスもやったり、一人旅に行ったりしています!
英語学習歴に関しては、小さい頃からディズニーの映画を英語のままで観て、主人公の発音を真似したりしていました。そのおかげでスピーキング能力がかなり鍛えられました。また。高校1年生(2019年)のうちに英検2級を取得し、翌年に英検準一級を一発合格することができました。大学入学時にTOEICが800点で、2024年3月に920点を取ることができました。
TOEFL iBT®を選択した理由としては大学院入試に必要で、また現段階の自分の英語の実力を測ってみたかったからです。目標スコアは100点ですが、まだまだ伸び代があるのでこれからもしっかり頑張っていきたいと考えています。
特にスクールや専門塾に通わず、自分で市販の参考書を購入して勉強していました。技能によって異なる出版社の参考書を使用していました。Readingはとにかく数をこなして、しっかり復習することが大切だと考えていたので、TOEFL®テスト集中攻略リーディングという教材で対策しました。リスニングは旺文社のテキストを使用し、残りの2技能は極めろ!シリーズで勉強していました。また、単語力も不可欠なので、アプリで勉強するだけでなく、必須英単語5600を使用していたほか、息抜きで学術的な文章を読みながら、文章を読むことで単語を暗記するようにしていました。隙間時間にTed Talkを見ていました。
大学院入試を受けることにしたのは2024年の4月頃だったので、その時期にテストを申し込んだと同時に対策を始めました。しかし、学業との両立が難しかったため、学期中には必要最低限な勉強、長期やすみに集中的に取り組んでいました。始めてTOEFL iBT®を受けたのは8月でした。初回でかなり緊張していて、かつ耳栓を持参していなく、また具体的にどのような対策していけばわからなかったため。リーディングが思ったより点数が取れませんでした。一回だけでは自己ベストを出せないと思い、翌年の2月に再挑戦しました。そこでMy best Scoreを取ることができました。(合計:82点、R18、L20、S21、W23)
また、私はスピーキングとライティングが比較的に得意で、リーディングが苦手でした。具体的には、各技能について次のように勉強していました。
・Reading
とにかく毎日リーディングを1題、制限時間内に解くように意識していました。また、単語力を上げるために、毎日単語アプリで新しい単語を100個+復習100個のセットで対策していました。
・Listening
同じく毎日少なくとも一題を解くようにしていました。間違いがなかったら同じスクリプトを1.3倍速で聴いたり、シャドーイングの練習をしたりしていました。
・Writing
時間制限付きで問題を取り組むようにしていました。模範回答を見て自分の答案に入れられそうな表現をノートにメモし、翌日にもう一度同じ問題を解くようにしていました。添削は大学の先生にお願いしました。
・Speaking
教本を使用して、毎日30分必ず英語を話す時間を作っていました。自分の声をスマホで録音し、話したことをノートに書き写して、文法ミスや発音上気になったところをノートに書き留め、翌日にまた同じ問題を取り組むようにしました。
TOEFL iBT®を通じて、4技能全てが向上したのはもちろんですが、特にスピーキングが身についたと実感しています。TOEFL iBT®のスピーキングは難易度が高いので、その勉強を通じて。学校の授業で、アドリブでプレゼンを行うことが苦ではなくなりました。また、ネイティブスピーカーとも問題なく会話できるようになってきています。
受験会場:本郷三丁目テストセンター
会場受験で最も印象に残ったのはセキュリティの厳しさでした。会場に入るとスマホと腕時計両方ともカバンにしまわななければならないことと、一度試験室に入ると原則としてトイレは1回までしか行ってはいけないことがわかったので、事前にこういった準備を済ませることが大事だと感じました。また、試験室のキーボードが普段使っているもののキーの配置が異なったため、ライティングの時に少し戸惑いました。
TOEFL iBT®はとにかく難しい試験だと言われていますが、個人的には今まで受けてきた英語のテストの中で最もやりがいがある試験だと思っています。本番までの道のりが大変長くて辛いですが、時には模試で全問正解といった嬉しいこともありました。努力は必ず報われるという保証はないが、やらないと絶対に報われないので、とにかく最後の最後まで粘ることが大切だと思います。挫けそうになっても諦めず、最後まで粘るときっといい結果が得られると信じています。頑張ってください!
2025年3月寄稿
上記は掲載時の情報です。予めご了承ください。最新情報は関連のWebページよりご確認ください。