横川 綾子先生 AYAKO YOKOGAWA
明治大学 国際連携機構 特任教授
ETS Authorized Propell® Facilitator
ETS TOEFL ITP® Teacher Development Workshop Facilitator
上智大学法学部国際関係法学科卒業、テンプル大学大学院修士課程修了(教育学修士)、同博士後期課程在学中(応用言語学)。現在は、明治大学国際連携機構特任教員として「海外留学プレ・ポスト英語プログラム」の開発・運営、留学促進、海外教育機関との交流推進を担当する。
英語教授法、応用言語学、グローバル人材育成教育
『はじめてのTOEIC®S&Wテスト完全攻略』(アルク、2020)他
「TOEFLスピーキングスコアがアジア最下位の日本は、変われるか?」
(Meiji.net、2017年11月15日掲載)他
ETS公認トレーナーとしてTOEFL iBT®テストPropell®ワークショップを担当されている横川先生も過去に参加者としてこのワークショップに参加されています。
参加者・トレーナーの両視点から、Propell®ワークショップに参加する意義についてお話を伺いました。また、参加を検討されている皆様へのメッセージも掲載しています。ぜひご覧ください。
Propell®ワークショップ参加のきっかけ
当時は大学でTOEFL®テスト対策講座を担当していたので、テストに関する正確な知識を得たいというのが最も強い動機でした。加えて、Propell®はすべて英語で行われるワークショップですので、登壇者の方がレクチャーや質疑応答を英語で進行する方法を、受講生として参加することで学びたいと思っていました。テスト開発団体であるETSオフィシャルのセミナーであることも、大きな安心材料でした。
Propell®ワークショップで得られたもの/得られるもの
TOEFL iBT®テストがどのような意図で開発され、どのような工程を経て作問され、どのような基準で採点されるのかがよく分かりました。Nativelikenessをどう捉えるかについても、深く考えるきっかけになったと思います。また、登壇された五十峰聖先生のセミナー運営からは、非常に多くを学ばせていただきました。Propell®のようなセミナーでは、質問したり積極的に発言したりすることでプロアクティブに参加するほうが、得るものが多くなることも体感できました。
Propell®ワークショップを日々の授業で活かすヒント
Propell®で紹介されたアクティビティをそのまま導入するのが難しくても、Learning objectivesの立て方や、1つの素材を様々に料理するオプションは参考になると思います。また、スピーキングとライティングの採点基準やBenchmark responsesは、どこに向かってスキルを伸ばしていったら良いかの指針になるので、指導者と学習者とが情報共有する意義があります。加えて、現場の先生方がシェアしてくださるアイディアやメソッドは、具体的かつ効果が実証済みなので、明日の授業ですぐ役に立つことも有難いです。
参加を検討されている皆様へ
私は2013年秋のPropell®に参加して、文字通り、その後の英語講師人生が変わりました。ご都合がつく方は(つかない方も万障お繰り合わせの上)、ぜひご参加ください。会場でお待ちしております。