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TOEFL®テスト日本事務局

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留学フェア・イベント

第94回 
オーストラリア留学フェア2021参加報告

TOEFL®テスト日本事務局では、毎年様々な留学フェアに参加し、留学の際に必要になる英語4技能テスト「TOEFL iBT®テスト」に関する公式情報や勉強方法をご案内しています。
今回は、英語圏の留学先として、人気の高い豪州への留学希望者を対象に5月22日に開催された「オーストラリア留学フェア2021(Study Australia Virtual Fair 2021)」をご紹介します。    

アフターコロナを見据えて

2020年春以降、COVID-19の影響により、オーストラリア大使館が主催するオフラインイベントはすべて中止となりました。今回のStudy Australia Virtual Fair 2021は、Australian Trade and Investment Commission Study Australiaがアフターコロナを見据えて主催したバーチャルイベントです。
 
2021年5月現在、留学生が入居できるオーストラリアの学生寮は閉鎖されていますが、オーストラリア国内では新型コロナウィルスが非常によく抑えられているため、2022年後半にはオーストラリア政府が学生寮を開放するのではないか と多くの人が期待しています。 
 
そのため、今回のバーチャルイベントには、約1,600名のオンライン参加者と、オーストラリア国内の計82の大学、機関が参画し、オンライン上で活発な交流が行われました。 ETS TOEFL®️のブースでは、TOEFL®️テスト全般に関する情報提供を写真、YouTubeのTOEFL TV、WEBのTOEFL®️テスト パンフレット等で行いました。

1対1の個別対応では、来場者が希望する言語オプションに応じて、ETSの担当者が割り当てられました。ETS Koreaのスタッフ4名とETS Japanのスタッフ1名が、英語、日本語、韓国語でライブチャットや電話会議のサポートを実施し、約4時間のイベントで、日本、韓国、香港、モンゴル等、合計88名がETS TOEFL®️のブースを訪問してくれました。

さて、学習者からは、どんな質問が寄せられたでしょうか? 一部をご紹介します。

「TOEFL®️ Essentials ™️テストは、オーストラリアの大学留学に使えるようになりますか?」
「オーストラリア留学、特にUniversity of Melbourneへの留学においてTOEFL受験は必須ですか?」
「自分はアメリカ英語の方が馴染みがあるが、TOEFLテストはIELTSより難しい?」
「オーストラリアの大学に留学する場合、TOEFLのスコアはどの程度求められるか。入学する何ヶ月前までにスコアをとるべきと言う目安はあるか?」

多くの学生は、TOEFL®️テスト受験料、試験日、会場など、試験に関する質問や、オーストラリアの大学・語学学校でのTOEFL®️テストの受け入れに関する質問に関心が集中していたようです。

TOEFL®️テストはアメリカで誕生し、アメリカの非営利教育団体が開発していることもあり、北米留学のための試験だと思われがちですが、実際TOEFL iBT®テストは、オーストラリア国内全ての大学で英語を母国語としない学生の入学要件として受け入れられています。 さらに、会場受験で取得したTOEFL iBT®スコアは、オーストラリア政府によって幅広いビザの英語力要件として認められています(例:学生、ポストスタディワーク、 Skilled Migration、永住権など )。個別相談でこのようなお話をすると、驚かれる方は少なくありません。

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必要なデータをすぐにネット上やデスクトップファイルから取り出してチャットで送ることにより、学生が欲しい情報を即座に渡すことができることは、バーチャルフェアの大きな利点と言えます。

とはいえ、日本でも度重なる緊急事態宣言がようやく明け、ワクチン接種も少しずつ広がりを見せていますので、1日も早くオフラインでの留学フェアが再開し、元気な学生さんの姿を直接見ながら、交流・情報交換できる日が待ち遠しくもあります。

今後TOEFLテスト日本事務局が参加する留学フェアおよびイベントについては、「留学フェア・イベント」のページでご案内していきます。

皆様とも、どこかのフェア・イベント会場でお会いできる日を楽しみにしています。
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