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神田外語大学

神田外語大学 外国語学部 英米語学科

広大なキャンパスで異文化・多文化に触れ、国際教養人になる

「言葉は世界をつなぐ平和の礎」を建学の理念に、1987年千葉県・幕張新都心に設立された私立大学。各分野のプロの専任教員のうち半数以上が海外出身。リベラルアーツを学び、異文化コミュニケーション、国際関係、ビジネスと世界で活躍する人材を輩出しています。母体は1957年創業の、専門学校神田外語学院(東京・神田)

「アカデミック・イングリッシュ」を身につけることを目標とする神田外語大学 外国語学部 英米語学科の佐取永基先生に、同学科の取り組みと、TOEFL ITPの活用方法を伺いました。

世界で活躍する国際教養人を育てる

―神田外語大学の特色を教えてください。

佐取先生:本学には七つの特色があります。一つ目は、幅広い国際教養を身につける力を養うこと。二つ目は、自立学習。学生一人ひとりが自らの課題を見出し、主体的に学ぶ姿勢を育むことに最大限の注意を払っています。三つ目は、身につけた高度な語学力を運用していく力を育むこと。四つ目は、少人数制で教員と学生、または学生同士の密なコミュニケーションを取り合う、総合型の授業。五つ目は、2025年度より3年次からのゼミナールの必修化を導入したこと。六つ目は、留学支援。外国語大学として、英語圏に限らず世界各地域への留学制度を豊富に取り揃えて、国際的な視野を広げる機会を提供しています。七つ目は、キャリア教育。本学で学んだ力を存分に発揮し、国際的な仕事に就いて自分らしく人生を歩んでいくためのキャリア支援にも力を入れています。

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神田外語大学 外国語学部 英米語学科 特任講師 佐取永基先生

―キャンパスがとても広く、教育施設が充実しています。

佐取先生:本学の広大なキャンパス内には、異文化・多文化を体感できる施設が複数設置されており、英語母語話者の学生や留学生と自然に交流ができるようになっています。さらに、本学は福島県に「ブリティッシュヒルズ」という教育施設を有しており、毎年1・2年生を対象に、1泊2日の研修合宿を実施しています。この施設は、建築資材をすべて英国から取り寄せるなど、「本物」にこだわって設計されており、日本にいながら英国文化や生活様式を体験することができる貴重な学びの場になっています。

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福島県にあるブリティッシュヒルズ (写真提供:神田外語大学)

―外国語大学としては珍しくデータサイエンス科目があります。

佐取先生:本学のデータサイエンス科目では、数学そのものを学ぶのではなく、世の中の事象を数字から読み取り、的確な言葉と表現で説明する能力を養います。本学では、国際教養と高度な言語運用能力を身につけ、データを共通言語としてコミュニケーションができる人材は、これからの国際社会においても重要であり、必要不可欠な存在だと考えています。

外国語学部 英米語学科における「アカデミック・イングリッシュ」とTOEFL ITP®

―外国語学部 英米語学科のカリキュラムの特徴について教えてください。

佐取先生:外国語学部 英米語学科は「アカデミック・イングリッシュ」を身につけることを目標にしています。アカデミックとは「問いを立てる」「情報を収集する」「情報の信頼性を吟味する」「情報を批判的に読み解く」「証拠に基づき合理的な解釈・主張を導き出す」「解釈・主張を提示し議論する」という一連のステップを踏む学びです。英米語学科は、こうした学びを英語で行う能力を養います。

1年次から英語科目を学びながらTOEFL ITP®のスコアを高めていくというのがカリキュラムの特徴の一つです。年度の初めにTOEFL ITP®を実施し、そのスコアを加味してクラスが編成されていきます。

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―カリキュラムにおけるTOEFL ITP®の活用方法について教えてください。

佐取先生:本学科では、ゼミの履修および卒業の要件としてTOEFL ITP®のスコアを採用しています。学科としての目標は、1年生修了時に480点、2年生修了時に500点を取得することです。480点や500点は、3・4年次に履修可能となる一部の専門科目の前提条件となっており、2年生修了時までに500点を取得することは、その後の学生生活を円滑に進める上で極めて重要なポイントになります。なお、500点の取得は卒業要件の一つにも位置づけられております。

1年生は英語科目として「Foundational Literacies: Reading & Writing」「Freshman English」「English for Academic Purposes」に加え、「TOEFL ITP® 480演習」の授業が必修になっています。特徴的なのは、これらのクラスは別々に運営されているわけではなく、深く連携しているという点です。

英語クラスで学ぶ4技能(特に文法を土台にしたリーディングとリスニング)の学習方法や知識が、TOEFL ITP®の問題を解く際に十分活用できることが重要です。ですから、TOEFL ITP®のクラスは単なる試験対策の講座ではなく、他の英語のクラスで学んだ英語の知識を、TOEFL ITP®の問題に応用する場という位置づけになります。問題を解くための基盤となる英語力は、各教員が担当する英語クラスで養成されるという共通認識を持っています。英語クラスと週1回、1単位のTOEFL ITP®クラスが深く連携することでスコアが大幅に上がれば、大変素晴らしいことです。

私はプログラム・コーディネーターとして、「繋ぐ」ことを意識しながら、必修科目を担当されている先生方との連携を図り、学生の英語力の底上げを目指して取り組んでいます。

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―3・4年生では何を学びますか。

佐取先生:3年生、4年生は、英語科目として「English for Liberal Arts」や「英語専門講読」を学びます。また、2025年度から必修となった「研究演習」と「応用演習」では、学術的な観点から研究成果をまとめたり、実践的かつ幅広い観点から興味・関心を掘り下げ学習成果をまとめたりします。

TOEFL ITP®は「専門研究への橋渡し」

―TOEFL ITP®は年に何回実施していますか。

佐取先生:年に8回実施しており、そのうちの1回、1月の実施は大学が受験料を負担しています。1月は、1年生にとってはそれまでの授業を通して徐々にTOEFL ITP®の重要性を理解してくるタイミングであり、2・3年生にとっては、英語必修科目やゼミを含む研究科目を履修できるかどうかということに関わってくる時期でもあります。

―TOEFL ITP®の教育的価値をどう見ていますか。

佐取先生:TOEFL ITP®には科学、歴史、文学、地球環境、芸術など様々なジャンルの素材があり、これらを読み込めるというのが最大の魅力だと思います。数百語のパッセージの中に教養が凝縮されているので、授業でその一つを扱うだけでも、背景知識も含めて要点を学ぶことができるので、とても重要な教育コンテンツであると捉えております。我々にとってTOEFL®というのは、アカデミック・イングリッシュを学んでいく上で、専門課程につなげていく橋渡し的なものとして貴重な試験であり、同時に教育的な資源でもあると捉えています。

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学生を入学前からサポート

―学生のためのサポート体制を教えてください。

佐取先生:新たな取り組みとして、推薦入試に合格した入学予定者向けのTOEFL ITP®に関するガイダンス動画を作成しました。いきなり2時間の英語の試験を受けてもらうのは高校生には大きな負担となりかねません。まずは、30分程度の解説動画を見て、TOEFL ITP®とはどのような試験なのか、どのような問題が出題されるのか、そして本学科がどのような目的でこの試験を導入しているのかについて知ってもらいます。また、こうした取り組みは入学前教育の一環として、アカデミックサクセスセンターという部署と協力しながら実施しています。

さらに、2025年度より、1年生・2年生を対象とした「TOEFL ITP®ガイダンス」を新たに開始いたしました。このガイダンスは、履修や卒業の要件である480点、500点といったスコア目標に対して、単に「いつか取れるだろうという」という意識ではなく、「いつまでに、どのような計画で達成するのか」という目標設定と学習計画の立案を促すことを目的としています。

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写真提供:神田外語大学

地域連携の取り組み「Global Career Program」

―地域の高校生向けの取り組みについて教えてください。

佐取先生:本学では、千葉県内の高校生を中心に「Global Career Program」を 2024 年度に立ち上げました。これは、海外大学進学を目指す高校生を段階的かつ体系的に支援することを目的としたプログラムです。

本プログラムでは、まずはETS公式のTOEFL ITP®の問題集を使ってTOEFL®の問題に慣れていき、高校2年生からはTOEFL iBT®対策に移行し、3年生になると具体的な出願準備へと進んでいきます。このように、各学年に応じた学習と準備を段階的に進めていく伴走型の支援を提供しています。神田外語大外学には英語学習のノウハウだけでなく、教育施設や留学指導の実績も蓄積されています。これらの教育的支援を活用しながら、地域の高校生がグローバルな進路を実現できるよう、丁寧にサポートしております。

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写真提供:神田外語大学

―ありがとうございました。

神田外語大学 外国語学部 英米語学科 佐取永基先生

神田外語大学 外国語学部 英米語学科
特任講師
佐取 永基先生

Syracuse UniversityとThe College of New Jerseyにて、English EducationおよびTESOLの両分野で修士号を取得し、New Jersey州ESL教員免許も取得。帰国後は、留学経験と国際教育に関する知見を基盤に、出版社勤務を経て大手留学予備校で留学コンサルティング事業の推進に従事する。
2012年より大学英語教育に携わり、2015年より神田外語大学でTOEFL指導を担当。2024年からは同大学のGlobal Career Programに参画し、高校生からの大学留学支援にも取り組むなど、一貫して国際教育の推進に尽力している。

関西外国語大学

関西外国語大学

「外国語で学ぶ」時代を切り開く、新しい学びを追求して
Go FOR it! 語学の、その先へ。

関西外国語大学は太平洋戦争の終戦から3カ月後の1945年秋に、「これからは世界中の人々が協力し合い、力を合わせて生きていく世の中にしたい」という想いを外国語教育に託し、創立されました。
開学以来「国際人の育成」と「実学教育」の実践を柱に、日本と世界をつないでおり、現在55カ国・地域の395大学と協定を結んでいます。本学は世界というステージで活躍できる人々の育成に取り組んでゆきます。

広尾学園中学校・高等学校

2025年6月掲載
植松久恵先生・尾澤章浩先生

関西外国語大学

2023年7月掲載
小谷克則先生・内田真弓先生

東北大学

2022年1月掲載
岡田毅先生

APU"

2020年10月掲載【動画インタビュー】
出口治明学長

埼玉県立不動岡高等学校

2019年1月掲載
武正章校長、後藤範子先生、山下泰寛先生、田原佑介先生

明治大学

2016年7月掲載
山下佳江先生

桐蔭学園

2018年10月掲載
奥山則和先生

立教大学

2015年2月掲載
塚本伸一副総長