
ETS小学校英語教育支援事業において、新潟市教育委員会にでの令和7年度(2025年度)3回目となる教員の授業づくり研修を、2026年1月に対面形式で半日実施しました。
講師は、1、2回目に引き続き、国際教養大学専門職大学院英語教育実践領域教授の町田智久先生にご担当いただきました。
研修の集大成となる3回目は、過去2回の研修を活かして各先生が実践した授業の録画データを活用しました。
3回目の研修に向けては、事前に3人ずつ4つのグループに分かれ、グループごとに授業の指導案を英語で作成、その指導案に基づいた実際の授業風景を録画しました。
研修当日は、担当した先生が、注力したポイントなどを補足説明しながら録画を再生し、それをもとに各グループで感想や意見を交換しました。授業のよかった点や参考になった点だけでなく、同じテーマで別の手法を試した事例など、活発な発表が行われました。最後に町田先生より、日本語と英語での伝え方の違いや、子供主体の授業づくりについて、具体的なアドバイスと講評をいただきました。
最後の締めくくりとして、町田先生ご自身が実際に行った授業を、解説や意図を伺いながら拝見しました。3回の研修で学んだことがどのように実践に落とし込まれているかに加え、子どもたちの注意を引く工夫や集中力が切れた際の対応など、すぐに役立つスキルも学べる機会となりました。町田先生からは「子供たちからどんな回答が出てくるかわからないことも楽しもう」「先生も子どもたちも英語を話して楽しいと思えることが大切」というお言葉いただきました。また、町田先生が大学院時代の指導教官から教えていただいた心に響くお話もしていただき、最後の研修が終了しました。
研修後のアンケートでは、「指導の方向性や内容を、個人ではなく複数で検討して実践に臨めた」「同じ単元の同じ時間でも、さまざまな手法で子どもの学びが生まれることを感じた」「他の先生方の授業の組み立て方をみることができ、自分の欠けている点やできている点の活かし方がわかりやすくなった」という内容が寄せられました。
また3回の研修を通しては、「教科書を離れ、子どもたちが楽しめる授業を考えるポイントをたくさん教えていただけた」「今まで自身が捉えていた指導の在り方を根本的に見直すことができ、さらに新しい知見を得ることができた」「子ども主体の、実践的で活用できる英語が大切である、という明確なゴールを示していただいた」といった声が寄せられました。
令和8年度(2026年度)は、新潟市における最後の研修となります。これまでの成果をさらに発展させ、これまで以上に内容の濃い研修を実施予定です。
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