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セミナーレポート

英語教員対象!TOEFL iBT Speaking & Writingスキルアップセミナーを初実施

2021年12月19日、TOEFL iBT特別受験制度をご利用いただいた先生方を対象に、ETS Japanとして初のセミナーを行いました。
TOEFL iBT特別受験制度とは、小学校の教員、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校及び高等専門学校の英語教員(常勤に限る)を対象に、TOEFL iBT受験量が通常USD245のところを23,000円(2021年12月現在)で受験ができる制度のことです。
「英語教員の指導力・英語力の強化」を目的とした文部科学省よりに要請を受け、2012年にスタートした制度で今年で10年目となります。
詳しくはこちらをご覧ください。

英語教員の先生方の「声」を大切に

英語教員特別受験制度をご利用いただいている先生方の中にはリピートして本制度を活用いただいている先生方が多いこと、先生ご自身が海外留学やスキルアップといった目標のためにTOEFL iBTを受験いただいていること・・これらは、実際に先生方へアンケートを取ることでわかってきたことです。
また、英語の自学自習の中でSpeakingとWritingは、TOEFL iBTを受験されている先生方の中でもスコアが伸ばしにくい分野であること、も見えてきました。
ここから弊社では「なんとかして先生方のお力になれる取り組みはできないか?」と自問し、本企画がスタートしました。

セミナーを開催してみて

今回のセミナーは、講師にETS公認トレーナーであり桜美林大学の五十峰聖先生をお迎え致しました。
北は北海道、南は九州まで全国の英語教員の先生方がご参加くださり、オンラインならではのつながりを感じています。
また、高等学校の教員の方からのお申込みが多い中で、中学校、小学校、高等専門学校など幅広いご所属からお申し込みをいただきました。 

セミナーは五十峰先生オリジナルのハンドアウトに添い、実際にSpeakingの演習、中でもSummarizeスキルに特化した練習を行うなど講義と演習を織り交ぜて進行をいただきました
また、五十峰先生からは、参加先生方ご自身のスキルアップだけではなく授業現場での取り組みに還元していただけるような情報提供も行っていただいております。
事前に五十峰先生へのご質問を募ったところ、Speakingに関する具体的な対策や戦略を問うものの中で、教育現場において生徒のアカデミックライティングスキルをどのように学ばせるか‥といったお悩みまで多数いただきました。

個人のスキルアップのみならず、現場での教授法に関してまで広い関心をお持ちの先生方が多いことを私どもスタッフも改めて感じる時間となりました。
今後、より内容を精査しテーマを絞ってセミナー展開をしていくことで、先生方に寄り添ったETS Japanを目指していきたいと考えています。

今回、参加いただいた先生方、また初めての取り組みで講師を務めていただいた五十峰先生、誠にありがとうございました!
先生方から参加後にいただいた意見を次のセミナー企画に活かして参ります。