ETS Japan
TOEFL

TOEFL®テスト日本事務局

団体・教育関係者

基本情報

2021年5月から実施されていたTOEFL®︎ Essentials™️のETS Webinarがオンデマンドで、視聴可能となりました!
ETSのEsther Park氏(Associate Director for Global Client Relations)がテスト形式やデザインのご紹介、TOEFL EssentialsのスコアをTOEFL iBTのスコアやCEFRのレベルと比較する方法、スコア要件の設定などについて説明しています。 
以下URLをクリックし、Register Nowに個人情報を登録すると、動画再生リンクが届きますので、いつでもお好きな時にご視聴いただけます。

スコア導入をご検討中の皆様へ

TOEFL Essentialsのスコア導入に興味関心をお寄せいただいている団体、教育機関、法人の皆様にDecision Kitをご紹介いたします。
1ページの中に、テストのデザインフレームワークレポートから、スコアレポートサンプル、他のTOEFL、主要英語テストとの違いをまとめた資料をご紹介しており、全ての書類をダウンロード・メール共有・印刷が可能となっています。

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テスト開発の背景

TOEFL Essentialsは、「英語学習者の言語能力を最大限効率的に測定し、同時に英語コミュニケーション能力も効果的に測定するにはどうしたらよいか」という"テスト・イノベーション・プロジェクト"としてスタートしました。
このプロジェクト指針に基づいて、私たちはいくつかの新しいタスクタイプを考案し、3つの異なる研究プロジェクトの中で、多くの学習者を対象に試してみました。

最初のプロジェクトはプロトタイピング・プロジェクトで、世界各国の学習者と話をして、タスクを実行してもらい、フィードバックをもらいました。その結果、まず、学習者は私たちが行ったタスクに非常に興味を持ったこと、そして、タスクは異なる習熟度の学習者を見分けるのにかなり有効であることがわかりました。

その後、さらに規模を拡大し、世界10カ国で、異なる学生グループの受験者や、受験者になり得る人たちに、同じ種類のタスクを試してもらいました。その結果、私たちのタスクが、様々な英語習熟度レベルの学習者を識別し、受験者がどれだけ英語でコミュニケーションを取ることができるかを示すのに有効であることを、はっきりと立証することができました。

最近では、20カ国以上で5,000人以上の受験者を対象とした大規模な調査を実施し、私たちのテストが私たちの望む形で機能していることを確認しました。このように、何度も重ねてきた調査結果は、TOEFL Essentialsリリース時の裏付けに十分だと考えています。

TOEFL Essentialsには、革新的でユニークな点がたくさんあります。
1つ目は、このテストはアダプティブ方式を用いており、受験者の習熟度に合わせて問題の内容や難易度を調整することができること。
2つ目は、英語の初級者から上級者までのすべてのレベルを1つのテストで測定できるように設計されていること。
3つ目は、とてもユニークで興味深く、楽しさを味わえるようなタスクが出題されること。例えば大学の中で、人前で話すトレーニングをしているような状況(学生ラジオ放送局で、天気予報を伝える等)を想定したタスクです。このようなタスクには学習者が積極的に反応し、学習者の習熟度を効率的に把握することができることがわかっています。

※上記は「What Research Supports theTOEFL®︎ Essentials™️ Test and Sets It Apart?」ETS Senior Research Director John Norris氏のメッセージを和訳したものです。

原文での映像はこちら▼からご覧いただけます(ETSのページに飛びます) 掲載日:2021年12月現在

テスト内容

TOEFL Essentialsは、TOEFLに期待される品質、有効性、信頼性、安全性を備え、入学希望者・プログラム参加者の層を広げます。
テスト内容の詳細は、受験者専用サイトでご紹介しています。

セキュリティ

TOEFL Essentialsは、TOEFL iBT® Home Editionと同じセキュリティシステムを導入しております。
人間と人工知能(AI)のセキュリティ機能を独自に組み合わせることで、スコアの正確性、有効性、信頼性を高めています。

主なセキュリティ対策

❶ セキュリティと身分証明書(ID)のチェック
受験者は、試験開始前にProctor(オンライン試験監督者)による総合的なセキュリティチェック、身分証明書(ID)の確認、試験環境のスキャン等を行います。

❷ コンピュータのチェック
受験者のコンピュータは、テストに先立ってシステムチェックが行われ、認証される必要があります。

❸ 人間によるリモート監視
試験の冒頭から最後までProctor(オンラインの試験監督者)がつきます。Proctorは必要に応じてサポートを提供し、違反があった場合はテストを中止することができます。

❹ AIによる監視
試験中の一般的なセキュリティ違反を、顔認識や視線追跡などで効率的に特定することができます。

❺ ビデオ録画
GDPRのプライバシー要件に準拠しながら、セキュリティ上の懸念を調査するために必要な場合は、試験全体を記録したビデオ録画映像を用います。

スコア

TOEFL iBTとTOEFL Essentialsのどちらか1つだけを選択する必要はありません。両方のテストを採用することで、幅広い層の志願者を集めることができます。

スコア導入手順

STEP1
すでにTOEFLテスト用の4桁のDIコード(TOEFLスコアユーザーコード)をお持ちの場合は、TOEFL Essentialsでも同じコードをお使いいただけます。
まだDIコードをお持ちでない場合は、ご申請ください。詳細はこちら ▶︎スコア導入・受取の手順

STEP2
TOEFL Essentialsの導入を決定したら、受け入れ条件(どの学部・部署・プログラムで活用するか)や、スコア要件(スコア●以上など)をWebサイトで公開することをおすすめしています。

STEP3
テストの導入を決定されたら、▶︎TOEFL Test Products Acceptance Formをご提出ください。
Form内にお名前を記入する欄がありますが、スコア採用の「決定者」や「責任者」である必要はありません。Formに記載のメールアドレス宛に、TOEFLの最新情報が届きます。
同時に、ETSにて「テスト導入を決定した団体・教育機関・法人が、公式Webサイトや、他の公式情報でその旨案内しているか」を確認します。確認が取れた場合、こちらのリストに掲載されます。リストに掲載されることにより、世界中の出願者に、あなたの団体・教育機関・法人がTOEFL Essentialsのスコアを採用していることを告知できるようになります。

STEP4
ETS® Data Manager 登録ユーザーになると、受験者がTOEFL Essentialsのスコアレポートをあなたの教育機関・団体・企業に送付した際、専用オンラインポータルから安全な形で受験者情報にアクセスすることができます。▶︎ETS®︎ Data Managerとは?特徴・活用のメリット、登録方法
ETS® Data Manager上では、受験者のスコアレポート内容に加え、パーソナルビデオステートメントの録画映像(最大2分✖️2本)、Speaking(MyBestスコア含めると、最大8つ)、Writing(MyBestスコア含めると、最大4つ)の回答例を見ることができます。

受験者ページのご案内