Makieigoスクール
西牧 健太 先生
最初のきっかけは大学受験です。教師を目指してスポーツ科学部を志望していましたが、受験科目が英語と現代文と数学IAだけと少なかったことから、英語を頑張り得意になったことがきっかけです。大学では単純に1日10時間の音読などを通じて、スポーツよりも英語の方が得意になったので英語専攻にいきました。大学に入ってから日本の英語教育に疑問を持ちはじめ、実用的な英語を教えられたら社会貢献にもなると考え、大学を卒業してすぐにアメリカとポーランドに2年ずつ大学院留学をしました。海外の経験があれば子ども達に教えるときのネタになると思ったことと、ポーランドの大学で心理言語学を学びたかったというのがあります。帰国後は1年間外資系のホテルで営業を経験し、その後英語コーチング TORAIZで講師として教えていました。
―TOEFL iBTは何回受験されましたか
直近では10回ぐらい受験しています。初めて受験したのは大学院に留学した時で、今までに20回ぐらいは受験していると思います。
―TOEFL iBT以外にも受験されたテストはありますか
一番よく受けるのはTOEICです。LRだけでなくSWも受けています。理由としては一番人気があるからというのが正直あります。その他、英検、VERSANT、IELTSも受験しています。
― TOEFL iBTが他のテストと違うと感じるところはありますか
一番違うのがいい意味でも悪い意味でも対策がしづらいところだと思います。SpeakingもWritingもそのうちの半分は統合型スキルを測るIntegrated tasksがあるのが特徴だと思います。Integrated tasksは小手先のテクニックが全く通じないことがテストの信頼性になっているのだと思います。また海外の大学でやっていける英語力があるのかというのを試されているテストだと一番感じます。
苦しめられましたが、Integrated tasksがあるからこそ本格的なのだと思います。
私自身がTOEFLは得意ということで、もともと受験していたから、ということもあります。また少しずつではありますが「TOEFLを教えてほしい」という問合せがあり、自己流で教えていましたが、やはりテスト自体が難しいことがあり「どういうテストなのか」「どういうふうに教えたらいいのか」などちゃんとした教え方を知りたいと思ったことが理由です。
―ワークショップでご自身の指導に役立てられることはありましたか
採点基準を知ることができたというのが一番だったと思います。特に受験生が苦しむSpeakingとWritingが「どういう採点基準なのか」「どういうところが見られているのか」というのを、実際の解答でも練習させていただいたのが良かったです。
TOEFLは難しいこともあり教えられる人はまだまだ少ないですが、今の英語業界は混沌としていて、SNSが良い意味でも悪い意味でも広がって誰でも講師と名乗れます。受講者からするとスコアが高い人はそれなりに信頼できる可能性が高いとはいえ、それだけではなかなか選べないと思います。自称でなんでもできる時代なので、ちゃんとした認定があった方が受講者の安心感につながると思ったのが一番になります。
単純に一緒に盛り上げていきたいというのが一番あります。協力して得意なこと不得意なことがあると思いますし、協力して一緒に盛り上げていけたらいいと思います。
2024年6月掲載
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