

未来を担う若者たちを日々サポートされる中学校・高等学校の先生方に向け、役立つ情報を定期的にお届けするウェビナーシリーズ
グローバルスタンダードに対応した英語力の育成、最新テクノロジーと英語教育の融合、大学入試や海外進学、さらには海外留学の最新トレンドなど、さまざまな角度から英語学習や英語試験に関する情報をお伝えしてまいります。

トランプ政権発足後、留学生に対するビザの発給が一時的に厳しくなり、日本を含めたくさんの学生がアメリカ留学に不安を持つようになりました。また、最近重視されてきたジェンダーや人種の多様性もトランプ政権では否定されるようになっており、外国人としてアメリカ社会に住むことに不安を持つ人が増えています。その結果、2025年度に世界各地からアメリカへ渡った留学生の数は大きく減っていると報告されています。このようななか、敢えてアメリカを留学先に選ぶ理由はあるのでしょうか。アメリカの大学と大学院を卒業し、長く英語とアメリカ研究を学んできたひとりの教員として、皆さんと今のアメリカ社会と留学の意義について考えてみたいと願っています。

米英大をはじめとする海外大受験では、英語力だけでなく、課外活動歴、そして出願エッセイについては、より精緻な英語力、自己分析を含む思考力や表現力も求められる。 本ウェビナーでは、ハーバード28名をはじめ、9割以上の生徒の海外トップ大合格を支援してきた講師が、海外大受験の意義やトレンドにも触れながら、中高生に、海外大進学や国内大との併願に必要な力をどう育てるか、具体例とともに紹介する。

本講演ではまず、ChatGPTを中心とした生成AIが英語学習におけるパフォーマンス評価やフィードバックにどのような質的変化をもたらしているのか、実践事例と最新の研究動向を交えて概観する。その上で、特にL2ライティング教育を例に、生成AIを活用した評価やフィードバックが従来の方法とどのように異なり、新たにどのような教育的価値を提供できるのかを、具体的なモデルを用いて議論する。最後に、生成AIによって質的に転換したフィードバックを通じて学習者の成長を促す際に必要となる倫理的配慮や望ましい活用の方向性について考察する。

共通テストでは、語彙力や文法力だけでなく、情報を統合し、思考し、表現する力が求められる。本ウェビナーでは、大学で必要とされる「アカデミック英語」との接点を明らかにしながら、中高の授業でその力をどう育てるか、具体的な活動例とともに紹介する。生徒たちが英語を「考える道具」として使えるようになるための授業づくりを共に考えたい。

6月は、大使館月間として、留学人気国をゲストに複数回開催します。アメリカ合衆国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの大使館や関連機関から担当者をお招きして、各国の最新留学事情について時間が許す限りお話しいただきます。

生成AIは社会の様々な分野に大きな影響を与えていますが、言語学習や言語教育には革命的な変化が起こっています。言語教育の歴史は、LLM(大規模言語モデル)以前と以後で区分されることになるでしょう。まだ、AIを使った英語学習を始めていない人でもわかるように、具体的にAIを使った4技能や英文法の学習法をお伝えします。また、何を使ってよいのかわからない皆さんのために、役に立つAIシステムを紹介します。