大学教員
田中 美貴先生
⼤学教員の仕事に就いたのは、⾃分の好きなことを追求していった結果だと思っています。
⼩学⽣の頃世界遺産に興味を持ったことをきっかけに、10 代の頃から外国語や異⽂化に強い関⼼を持っていました。中⾼時代は学校の英語の授業のほかに海外ドラマをたくさん⾒たり、英語に特化した予備校に通ったりしていました。⼤学では英語で⾏われる授業を履修し、カナダ留学もしました。旅⾏も⼤好きで、世界を⾒てみたい⼀⼼で海外旅⾏にアルバイト代のほとんどを注ぎ込んでいました。
⼤学卒業後は⼀般企業に就職したのですが、英語についてもっと学びたい気持ちが抑えられず2年⽬で退職しました。
その後は⼤学院進学のため渡⽶しTESOL 修⼠を修得、帰国後に英語を教え始めました。現在は社会⾔語学の研究をしながら外国語学部で英語科⽬を担当しています。
― TOEFL iBTは何回受験されましたか
今年の3⽉のワークショップを受講後2回受験しました。
―ワークショップに参加されてから、初めてご受験されたのですね
実は2022年の夏のワークショップにも参加させて頂いて、そこで初めてTOEFLテストの概要や問題形式を知り、非常に理にかなった良いテストだなと思いました。
ワークショップを受けるまでTOEFLのspeakingセクションが対人間でないことに抵抗があり、修士課程に出願した際はIELTSを受けたのですが、ワークショップを受講しTOEFLに興味を持ちました。その後問題形式が変わったということで再度ワークショップを受講し、今回博士課程への出願準備のために実際のテストを受験しました。
―TOEFL,IELTSの他に受験されたテストはありますか
就職活動のためにTOEICを受験しました。
― TOEFL iBTが他のテストと違うと感じるところはありますか
TOEFL と同じく⼤学等への出願に使われるIELTS と⽐較をすると、TOEFL では純粋な英語⼒に加えて⼤学進学後に必要なアカデミックスキルも必要とされる点が違うと感じます。Writing のAcademicDiscussion Task などそれぞれのセクションの問題が昨今の教育現場をリアルに反映しているため、TOEFLの対策で養ったスキルをそのまま留学後の⼤学⽣活でも活かすことができ、留学を⽬指す学⽣にとって⼤変有益であると思います。
ネットワーキングとティーチングスキル向上のために参加しました。
―ワークショップでご自身の指導に役立てられることはありましたか
たくさんありました。現在はTOEFL対策の授業は担当していないのですが、ワークショップではTOEFLの問題を解くために必要とされるアカデミックスキルや
それらを伸ばすためのアクティビティを学ぶことができたので、TOEFL対策以外の授業にも知識を活かすことができています。
また、様々なバックグラウンドを持つ先⽣⽅とのグループワークがあったので、新たな視点を得ることもできました。
ティーチングのためだけでなく、キャリアアップのためにもTOEFLの受験をしているので、点数アップのモチベーションのために申請をしました。
今回認定を頂いたので、これからも点数を伸ばせるよう精進していきたいです。
TOEFL は教員にとっても難しいテストだと思いますが、とても実⽤的で普段の授業にも取り⼊れられる要素の多いテストだと思います。ワークショップを受けることでご⾃⾝のTOEFL 対策にもティーチングスキルアップにも繋がるので受講を迷われているようであれば⼀度受講してみることをお勧めします。百聞は⼀⾒にしかず!
⽂京学院⼤学特任助教。⽶国ミネソタ州Winona State UniversityにてTESOL修⼠課程修了。アメリカで⽇本語とESLを教え、現在は⽇本の⼤学⽣に英語を教えている。専⾨はバイリンガリズム、第⼆⾔語アイデンティティ、国際語としての英語教授法(TEIL)。
2024年9月掲載
上記は掲載時の情報です。予めご了承ください。最新情報は関連のWebページよりご確認ください。
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